2011-01-01から1年間の記事一覧
-栄光の1958年生まれの軌跡 はじめに いちおう1958年生まれの年代記ということなのだけれど、大雑把に58年生まれと58年度生まれ両方をフォロー。つまり57年度の早生まれおよび翌'59年の早生まれも含みます。しりあがり寿はじっさいは1957年12月31日生まれだ…
-2011年11月05日(土)の竹熊健太郎さんのツイート抜粋 先週*[検証]文化系ヒーロー岡田斗司夫の『遺言』(1) - もうれつ先生のもうれつ道場をUP後に竹熊さんがみうらじゅんとオタクとの関係について連続ツイートされていた。以下は拙稿と関係ありそうなツイ…
岡田斗司夫の『遺言』を読んだ。 前に『オタクはすでに死んでいる』への助走(1)〜(10)(まとめは2010-02-07 - もうれつ先生のもうれつ道場)という続きものを書いたのだけれど、『遺言』は『オタクはすでに死んでいる』の問題だった部分をクリアした…
大河さんのレスがあったので、追記があります。 その1. 大河(tiger_ichikawa)さんの「せめて、オタクらしく」補論・その1 - 唐沢俊一検証blogについての感想が10月12日夜8時半からツイートされていた。まぁ、それはいいのだけれど、感想の内容は『唐沢…
「オタクのシニカル理性批判」を今回のケースに当てはめて考察するの巻 -イントロダクション【業務連絡・件のブログ】 tiger_ichikawa 大河 @kokogaga (前略)ですので、せっかくなので古賀氏がブログに書かれていた僕への苦言の対しても、せっかくなので返…
このエントリの更新は終わりました。9月21日 ※ふりだしにもどるに書いたコメントが、とりあえず総論的なものです。 「唐沢俊一検証blog感想家」としての地位を確立されている大河氏の同ブログ感想をまとめてみました。私との小競り合いもあります。 こうやっ…
ミルトン・ナシメントの『トラヴェシア』を知ったのは、同世代のたいがいの人がそうであるようにムーンライダースのアルバム『NOUVELLES VAGUES』でだった。 ここに動画があります(http://www.youtube.com/watch?v=ArS9evZnaYs&feature=related)。橿渕哲郎…
kensyouhanさんとこでのやりとり唐沢俊一の新刊情報&斎藤環へのツッコミ。 - 唐沢俊一検証blogから、ここしばらく「虚構化」と「純粋化」といったキーワードについて考えを巡らせていました。戦後の思潮を「理想化」の時代から「虚構化」の時代へと区分した…
山下敬二郎のキャリアは「ウイリー沖山の弟子」*1から始められるのだけれど、それはウイリー沖山(当時はウイリー・ジェームス)のバンド「ブルー・レンジャーズ」のバンド・ボーイだったという意味だ。同時期『骨まで愛して』の城卓矢(当時は菊地正夫)も…
2011-01-30 - もうれつ先生のもうれつ道場の最後のほうで「内容がしょうもない」とした『フロン』評価の根拠。 『フロン』 Part.2<「結婚」の危機>―熟年夫婦の離婚は当然の結果 『サンケイリビング』という家庭新聞のアンケートでおもしろい結果が出ていま…
断定的に書くけれど、 オタクの歴史というのが1980年代から現在に至るまであって、時に揶揄されたり軽蔑されたりブームになったりした。そういった場合の「オタクのブーム」とは別に、「オタク第一世代のブーム」と称されるべき時期が1990年代中期にあったと…
Linton Kwesi Johnson『Wat About Di Working Claas?』 引き続き『『世界征服」可能か?』で遊ぼうシリーズ。 同書P.163再引用 身分の格差を階級と言い、経済の格差を階層と言います。 現在の日本には「階層」は存在しますが、「階級」は存在しません。 経済…
『「世界征服」は可能か?』で遊ぼうシリーズ[検証]岡田・唐沢・中谷・秋元、みなさんは何の括りですか? - もうれつ先生のもうれつ道場からのつづき。 ここでは、岡田斗司夫が考える現代日本=「情報社会」の問題点のひとつとして「ネットの弊害」が挙げら…
唐沢俊一×岡田斗司夫『オタク論2!』<男のホームレス化 女の腐女子化>より 岡田 昔竹熊健太郎さんが、オタクがオタクとして生きていくためには、もしくは近代的自我を持った人間が生きていくためには、「旅人の論理」である、と言っていたことがあるんで…
先日の終わりに引用した記述にいま一度拘泥してみます。以下もう一度引用(少し範囲を広げています)。岡田斗司夫『オタク学入門』<サブカルチャーとオタク文化> ●カウンターカルチャーからサブカルチャーへの変貌〜●ちょっと、復習 http://netcity.or.jp/…
「せぇ〜のっ、ボクたちは<まるっきりの大衆向け評論家>で〜す」ということでオタトーーク 『「世界征服」は可能か?』を読む〔第2回目〕 前のエントリで書いたように、tenntekeさんによる2010-10-16 - 唐沢俊一検証blogへのコメントは あと岡田さんは「…
tenntekeさんによると2010-10-16 - 唐沢俊一検証blog あと岡田さんは「「世界征服」は可能か?」(2007年)で、 「もう階級なんてない、あるのは階層だ」って書いている ということなので、いま岡田斗司夫サンの『「世界制服」は可能か?』を読んでいる。「世…