口パクか否か

深町秋生のベテラン日記』奏でられない演奏
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20090823
Late Late Showのダイアン・バーチが、最近のバンドには珍しく口パク・カラオケではないという話です。
このバンドの演奏力がしっかりしているのは認めるけれど、このパフォーマンスが口パク・カラオケであったとしてもおかしくはないです。理由は、
(1)コーラス&フリューゲルホルンの人、ホルン演奏時に頬の動きがまったく無い。
(2)2分12秒あたりの畳み込みほかヴォーカルも微妙にリッピングのズレがある。転写時のディレイかもしれないが。それ以前に口元だけ合わせているように見え、聴覚上の起伏とあってないような気がする。
(3)演奏ぜんたいのプロダクションが完璧で(リヴァーブやドラムスのコンプレッションなど)ハウリング発生などを予感させるライヴ感が皆無(プロの仕事だということでもあるけれど)。
ライヴであってもおかしくないし、口パク・カラオケであってもおかしくないってカンジですね。口パク・カラオケの場合は演奏能力云々ではなくて、非音楽スタジオにおいてベスト・コンデションで演奏するさいに起こる様々なストレスを回避したんでしょうね。