個人的オーネット・コールマンBEST5
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- 1位「ボディ・メタ」:ロック形式のバンド「プライム・タイム」と。前に記した1曲目「Voice Poetry」だけでなく、ワルツの「European Echo」など、黒人音楽のスタイルをモチーフにした時の非黒人音楽性、西洋音楽的モチーフに於ける濃厚な黒人音楽性に唯一無二の存在感を示す。
- 2位「オフ・ヒューマン・フィーリングス」:同じく「プライム・タイム」と。こちらは、「ボディ・メタ」よりロック・ファンク度が強く、考えようによっては往年のマイルス・デイヴィスのバンドに近い。が、マイルス・バンドが「男組」なら、オーネット・バンドは「岡田史子」だが。
- 3位「アット・ザ・ゴールデンサークル」:フリー・ジャズを絵に描いた演奏で、出来すぎ、完成しすぎ。CAN「フューチャー・デイズ」の領域で、完璧さが癪に障るが名作なのは否定できない。
- 4位「ディス・イズ・アワ・ミュージック」:1stの「ジャズ来るべきもの」も新鮮で良いのですが、これを発表後に分裂する初期カルテットの熟した(煮詰まった)演奏は魅力的。バードのカバーでのとんでもない美しさがクライマックス。
- 5位「クロイドン・コンサート」:これはアルトより、ヴァイオリンが魅力的なアルバム