2013年「玄妙論争」紹介

togetterまとめ甲状腺災害のコメント欄が花盛り。
玄妙さん(金沢在住のお医者さん)とiPatorioticmomさん(一介の主婦)のやりとりについて、すなわち去年の「玄妙論争」「玄妙仮説」について、記録されているtogetterまとめをブログでも紹介してメモに代えておきます。


これが玄妙さんのまとめ。

  1. 福島の小児甲状腺ガンが意味するもの
  2. 私のフクシマの甲状腺リスク評価のながれ
  3. こらえるってつらい
  4. 誰がために検査する?
  5. 知らぬがホトケ? 負のスパイラル
  6. 論理的思考力が問われているのだと思う
  7. がんスクリーニングってみんな幸せになるの?
  8. やんちゃな甲状腺ガン


以下が玄妙さんへの反論となっているまとめ群

  1. 玄妙先生、放射脳と素人を語る
  2. 「僕はコメント欄にコメントすることも禁じられている」by高橋健太郎さん
  3. 玄妙さんのツイートはどのように本質的に間違っているか 〜 京都の法学者、高嶌さんによる解説
  4. 三者会合と玄妙さんの4月7日
  5. 玄妙氏仮説の矛盾点
  6. 論文 Thyroid Nodules and Cancers in Children を読む
  7. 疾患頻度における臨床医の数値感覚について 〜健太郎さんの卓見から始まるリレートーク〜
  8. 「自分なり」に考える前にその論文での 2 つの数字の扱いを検討しないといけない。
  9. 「玄妙医師説の間違いとは具体的にどういう間違いでしょうか?」「私のツイートをお読みください」
  10. 福島の小児甲状腺ガンが意味するものを、スクリーニング効果までふまえて考えてみる。
  11. 玄妙医師( drsteppenwolf )の小児甲状腺癌説は後出しジャンケンでは?当たってあたり前では

これだけ各氏より反論を頻出させたのだから、反語的証明になるが玄妙さんはスペシャリストとして(かつては)リスペクトされていた、といえるのではないだろうか?かつての唐沢俊一サブカルライターとしてそれなりにリスペクトされていたように。ちなみに以下の高橋健太郎さんによる玄妙批判のポイントは唐沢俊一検証blogでの唐沢批判とも相通ずるものがある。

批判しているのは「玄妙さんのコミニュケーション・スタイル」「論の整合性」「資料の扱いの粗雑さ」。

追記:玄妙さんのまとめtogetterを、発端となったもの以外も追加しました。